※本記事は、Cerevoの技術情報ブログ「Cerevo TechBlog」に掲載した記事を編集・転載したものです。

こんにちは、プロダクト開発に関連するさまざまな調達を担当する中国出身の呉です。

最近、中国版のTwitter(Weibo)で「支付鸠(Aliprocuress)」というキーワードが検索ランキングに入りました。なにかなとおもい検索してみると、「支付宝(Alipay)」をちょっと揶揄する表現のようです。このランクインのきっかけは、中国国内の第三者個人信用度情報サービス「芝麻信用」の信用度によって使えるサービスに関係しているようでした。

芝麻信用はアリババグループのうち、金融サービスを扱う「蚂蚁金服」が提供しているサービスです。その他の主なサービスに「支付宝」「余额宝」「蚂蚁花呗」などがあります、興味がある人はぜひ調べてみてください。

芝麻信用はビッグデータとクラウドコンピューティングから個人の信用度を評価するサービスです。既に中国国内のクレジットカード、消費金融、賃貸住宅、ホテル、婚活、学業支援、公共事業などのさまざまな領域で活用されています。

個人信用度の評価システムについて

芝麻信用の評価システムは、ユーザーから許可をとったローンや振込支払い、投資、ネットショッピング、公共料金支払い、引越履歴、社交関係などの情報がモデリングされ、さらに信用履歴、行動、返済能力、身分特質、人脈関係といった五つの次元から総合的にユーザーの信用度が評価され、350から950までの数値が出てきます。

試しに僕の信用度を測ってみた結果……

信用度651点でした。

信用度で受けられるサービス

芝麻信用の信用度が高くなると、融資、ローンなどの金融サービスがはやく、良いサービスが提供されるようになっています。

例えば600点以上の場合、保証金なしで品物のシェアリングが可能であったり、ホテル料金の後払い、賃貸保証金の減免、タオバオでショッピングの後払いといったことができます。さらに650点以上の場合は、さらに保証金なしでカーシェア、急速ローンができたり、また700点以上となると、+シンガポールビザの申請が簡易化されます。もちろんそれぞれに違約行為がないことが前提です。

さて、ここまでくると「750点以上でなにができるかなぁ」と気になりました。ちょっと調べてみると……最近とても謎なサービスが提供されているようです。

それは校園日記、白領(サラリーマン)日記です。名前からはどんなサービスかわかりません。

開いてみると、

え~!これは社交アプリでは?

続いて見てみると、いろいろありますねwww(他にももっとすごい写真がありましたが、控えます)

こういうちょっと謎なサービスを提供している「支付宝」のことを、中国語で宝と同じ発音になる鸠におきかえて「支付鸠」とネット上で呼ばれはじめたのがWeiboでランクインしたようです。ちなみに鸠という言葉には日本語で「ママさん」というような意味が含まれます。

このサービスでは信用度が750以上のユーザーは、投稿している女性に対していいね!や個人メッセージを送られる機能が使えるようです。

現在アリババの芝麻信用以外にも、Tencentグループの「騰訊征信」など、信用スコアサービスを提供する会社は数社あります。今後はどんなサービスが提供されるのか気になります。期待しているぞ!

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