ドライバーなんて手回しで十分でしょ。そんな風に思っていた時期が僕にもありました。ネジを緩めて締めるというだけなら、100円ショップのドライバーセットで十分。それなのになぜ電動工具を選ぶのかというと、「電動(工具)」と聞くだけで僕の中の男の子が騒ぎ出すからです。


精密電動ドライバー「OS-CD101」。5998円

というわけで今回ご紹介するのがこちら。電動ドライバーは電動ドライバーでも、精密なやつ。電子機器やメガネ、時計なんかに使われている小さなネジに対応します。


本体底部のボタンを押して時計回り・反時計回りで回転させることが可能

最大の特徴は、ちゃんとトルク設定ができるところ。0.01〜0.1N・mの範囲でトルク設定が可能です。トルクの強さを表示している溝に細いビットを差し込みながら、本体底部にある2つの回転ボタン(時計回り・反時計回り)のどちらかを押すことで、トルクを変えることができます。

ちょっと太いボールペンくらいのサイズでトルク設定できるのがいいところ。「トルク設定なんて必要なの?」なんて言われそうですが、たとえばクルマやバイクのメンテを自分でする方々のなかにはトルク管理の重要性を身をもって学んでいる人も多いんじゃないかと思います。


中央に見える溝と数値がトルクのインジケーター。ここに細いビットを差し込んで、ギュイーンと回せばトルクの強さを調整できる

ネジやボルト・ナットの想定している以上の力で締め付けてしまうと、ネジの頭を潰してしまったり、ボルトをねじ切ってしまったり、ということが平気で起こるんですね。そうならなくても、間違いなくそれらの部品の寿命を縮める原因になります。

もちろんそれは精密機器にも言えることです。むしろネジや部品が小さいだけに、より丁寧に扱わなければいけないはず。いわゆる「手ルクレンチ」は小さな部品ほど避けるべきものではないでしょうか。

電子機器の分解は本来ならお店のプロに任せるのが一番ですが、簡単な分解清掃くらいは製品の保証外になってしまうのは承知の上で、自分でさっと済ませたいときもある。スマートフォンのネジなんかは特に、手回ししてオーバートルクで締め付けて壊してしまうと部品交換だけでは済まない可能性もあります。メガネもそう。

でも間違ったトルクで締めてしまうとフレームごと買い直し、なんてことになりかねません。そうなる前に、トルク設定のある精密電動ドライバー。お兄さん(アラフォー)との約束です。


小さいネジは回す力加減がわかりにくい。強く締めすぎないようにするためにも、トルク設定のある精密電動ドライバーを使おう

ちなみに差し替えビットは一般的な六角軸ですが、対辺の幅が4mmで、よくある6.35mm規格のものとは違います。付属のビットがプラス×2、マイナス×1、星型×2、六角×1の全6種類と少ないので買い足したくなりますが、その際にはサイズに注意しましょう。


付属ビットは6種類。買い足すときは軸のサイズ(4mm)に注意したい


充電式で使い勝手が良い。ケースにある穴に差し込むだけで充電できるのも便利


直接micro USBケーブルを差し込んで充電することもできる

■関連リンク
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